11月9日に高山明さんによる特別講義『道の演劇をめぐって』を開催

11月9日に劇作家・演出家である高山明さんをお招きし、特別講義『道の演劇をめぐって』を明治大学中野キャンパスにて開催いたします。

日時:
2017年11月9日(木)
会場:
明治大学中野キャンパス 311教室(205席)
プログラム:
19:00 開場
19:30 開演・第一部:高山明講演
20:15 第二部: 公開ディスカッション
21:00 終演
講師:
高山明
1969年生まれ。2002年、Port B(ポルト・ビー)を結成。既存の演劇の枠組を超えた作品群を発表。観客論を軸に据え、現実の都市や社会に「演劇=客席」を拡張していく手法により、演劇のアーキテクチャを更新し、社会のなかに新たなプラットフォーム=「劇場2.0」を作ることを試みている。10月20日(金)より、神奈川芸術劇場にて『ワーグナー・プロジェクト』を上演中。


写真:蓮沼昌宏

舞台『3D能 ADVANCED』上演のお知らせ


明治大学総合数理学部福地研究室は、2017年10月27日(金)に明治大学 駿河台キャンパス アカデミーホールにて『3D能 ADVANCED』を上演いたします。

2016年に宮本亜門演出で好評を博したシンガポール公演『幽玄』、また2017年8月19日に観世能楽堂で上演された『スペクタクル3D能「平家物語」』と同じく、株式会社NEGAと共同で開発した3D映像を舞台で使用します。

今回は能楽堂での公演とは異なり、まったく何もない舞台上に能の世界を作り上げます。出演は『スペクタクル3D能「平家物語」』と同じく気鋭の観世流能楽師、坂口貴信。伝統的な能と最先端の映像技術を高度な次元で融合させ、全く新しいエンターテインメントをご堪能ください。

公演終了後には、ポストパフォーマンストークを予定しております。あわせてお楽しみください。

会場:
明治大学 駿河台キャンパス アカデミーホール
開演日時:
2017年10月27日(金) 17時開場/18時開演
チケット:
S席 5,800円 / A席 3,800円 (イープラス・チケットぴあ・ローソンチケットConfetti で販売予定)
キャスト・スタッフ:
出演: 坂口貴信
演出: 奥秀太郎
映像技術: 福地健太郎
3D映像: 平澤達朗
映像: 溝上水緒
照明コーディネーター: 伊藤孝
音響: 田上篤志
プロデューサー: 土屋純一
主催: 明治大学福地研究室
協力: 観世宗家・明治大学・パナソニック

産経新聞に福地研究室が技術協力したスペクタクル3D能「平家物語」に関する記事が掲載

福地研究室が株式会社NEGAとの共同研究を進めている立体映像演出を利用した日本初のスペクタクル3D能「平家物語」に関する記事が、産経新聞に掲載されました。

スペクタクル3D能「平家物語」は、伝統的な能と立体映像を組み合わせた新感覚の舞台劇で、2017年8月19日(土)に観世能楽堂で上演されました。

2017年8月20日産経新聞・社会面より

記事の中では、「舞台奥に設置された特殊スクリーンの映像効果で、荒れ狂う海の飛沫や桜吹雪が客席に迫り、観世流能楽師の坂口貴信さんの演技と融合」「絵巻物が立体化したような臨場感」などと紹介されました。

「残念なサイン」コレクション

福地研究室では様々なインタラクティブシステムを研究対象としていますが、残念ながら世の中出来のいいシステムばかりではなく、大変残念な出来のものが数多く存在しています。(参考: 楽しいBADUIの世界

街中で見かける、そんな残念なシステムには時折、そのシステムの使いにくさを補うために後付けで貼り紙やラベルが貼られていることがあります。

トイレの扉に貼られた、鍵の開閉方法を示した貼り紙と、扉を開ける方向を示した貼り紙。わかりにくい鍵のデザインを補っている。2016年に福島県相馬市で発見。

逆に言えば、こうした貼り紙はそこに使いにくい残念なシステムがあるという兆候(サイン)であると考えることができます。福地研究室ではこうした貼り紙やラベルを「残念なサイン」と呼んで、収集を続けています。

本記事ではこれまでに集められた残念なサインのうち、特に残念なものをご紹介します。(ちなみに福地研では定期的に残念なサインのコンテストを実施し、特に支持を集めたものを「残念賞」として顕彰しています)

Continue reading

テプラのラベルをSlackから手軽に印刷できるようにしてみた

—本記事は、福地研究室2年生・橋本優太郎がお送りします—

私達の研究室では、電子機器のケーブル類や本、収納ボックスなどの整理にテプラを利用しています。特にPCに接続してソフトから印刷できる「テプラ PRO」は便利で重宝しています。

しかしながら、数多くの備品それぞれにラベルを印刷するために印刷ソフトを立ち上げて作業するのはやや面倒くさく、ついラベルを貼るのを怠りがちで、整理の障害になっていました。

そこで、日頃から研究室内の連絡ツールとして利用している slack にコマンドを投げるだけで手軽に印刷できるようにしてみました。

Continue reading