インタラクション2018で3件の発表

2018年3月5日〜3月7日に学術総合センターで開催される、インタラクション技術に関するシンポジウム「インタラクション2018」では、福地研からは3件の発表(口頭発表1件,デモ発表2件)があります。ぜひお立ち寄りください。

  • 「360°実写映像における進行方向を提示したVRシステム」小川 真智子,福地 健太郎(3/5 デモ発表 1B28)

  • 「自己帰属感の生起過程におけるモーターコマンドからの予測可能性による影響の調査」齊藤 寛人,福地 健太郎(3/5 一般講演2, 3/6 デモ発表 2B23)

  • 「少人数教室を想定した没入型授業動画システムの提案」田澤 美智子,福地 健太郎 (3/7 3A06)

Camera-Hackathon with Students from Alfred State

Professor Jeremy and his students from Alfred State (State University of New York College of Technology) visited our laboratory on January 17, 2018. We had a hackathon using special cameras and had a fun time together.

Who are Alfred State students?

They study at “Digital Media and Animation” course and they have come to Japan for touching digital media such as animation and games, and to create some music videos. Jillian, who worked at my team in Hackathon, had an animated sticker on her PC. Also, her smartphone wore an anime character keychain. I didn’t know what to talk with her, so I pointed to the keychain then asked: “What is that?” She told me that it was “Voltron”. I didn’t know Voltron, but Kentaro sensei came to us at just the right moment and he joined our conversation in excitement. He taught me that there were some overseas remakes of old Japanese anime recently and they are amazing.

Aside from that Kentaro sensei is too detailed about anime, Jeremy showed some their animations and games at the beginning of Hackathon. They made plenty of animation and game studies. I found that we were overwhelmingly inferior in the number of studies, so I have to devote more. Not only things like as studies but also things used for exhibitions at science museums, I also realized that experience of these studies would cause great results.

Camera-Hackathon

The hackathon is to make interesting videos and live attractions using a far infrared camera, a near infrared camera or a 360 degree camera. Alfred and Meiji students were divided into six teams that worked together for about three hours.

Although we had a difficult time fighting to overcome language barrier in the working, we arrived at our goal. The results are:

Alfred State との Camera-Hackathon 報告

—本記事は、福地研究室M1・猪塚美帆がお送りします—

2018年1月17日に、Alfred State (State University of New York College of Technology) の Jeremy 先生と学生さんたちが本研究室に遊びにきてくれました。お互いの研究・作品紹介に加えて、カメラを使ったハッカソンを開催しました。

Youは何しに日本へ?

彼らは “Digital Media and Animation” コースに在籍しており、日本のアニメやゲームなどのデジタルメディアに触れるためと、ミュージックビデオの課題制作のために来日されたそうです。ハッカソンで同じチームだった Jillian はPCにアニメのステッカー、スマートフォンにもアニメのキーホルダーをつけていました。私は彼女と何を話せば良いのかわからなかったのでとりあえずキーホルダーのそれは何?と聞いてみました。彼女は “Voltron” だよと答えてくれたのですが、わたしは存じ上げず、丁度良いところに来た福地先生が興奮して日本の古いアニメの海外リメイク、最近凄いよね!と解説を入れてトークを回してくださいました。

福地先生がアニメに詳しすぎる話はさておき、ワークショップのはじめに、Alfred State の学生が作ったアニメーションやゲームを Jeremy 先生が紹介してくださいました。彼らはアニメーションやゲームの習作を沢山作っていて、作品数では私たちが圧倒的に劣っているのを感じ、精進しようと思いました。習作のようなものだけでなく、サイエンスミュージアムで展示に使われているものもあり、それらの経験があってこその成果であることも分かりました。

Camera-Hackathon

このハッカソンの内容は遠赤外線カメラ・近赤外線カメラ、360度カメラを使って面白い映像やライブアトラクションを作るというもの。Alfred State と Meiji の学生が混ざり合った6チームに分かれて3時間程取り組みました。

作業中はコミュニケーションを取るのに苦戦しましたが、6チームともなんとか完成させました。その最終成果がこちらです。

Funny なムービーからミュージアムの展示で使えそうなアイデアまで、バリエーションを見ることができて面白いハッカソンになったと思います。今度は私たちがニューヨークへ遊びに行きたいです。

『ゲーム研究の新時代に向けて』シンポジウム開催のお知らせ

2018年1月21日に明治大学グローバルホールにて開催される『ゲーム研究の新時代に向けて』シンポジウムの「ゲームテクノロジーが拡張するリアリティと人間性」セッションにて、福地准教授が登壇します。

明治大学における「ゲーム学」への新しい取り組みについて議論いたします。みなさまのご参加をお待ちしております。

日時:
2018年1月21日(日)
10:00開始(9:40開場)
会場:
明治大学 駿河台キャンパス
明治大学グローバルフロント1F グローバルホール
参加費:
資料代500円
プログラム:
10:00 主催者挨拶
土屋恵一郎(明治大学 学長)
10:10 〈基調講演〉日本ゲームを貫く〈遊び〉の原理
遠藤雅伸(ゲームデザイナー、東京工芸大学 芸術学部 教授)
中川大地(評論家/編集者、明治大学 野生の科学研究所 研究員)
10:50 〈セッション1〉ゲーム研究の射程と最前線〜ホイジンガ、カイヨワからユール以降まで
松永伸司(東京芸術大学 美術学部 教育研究助手)
井上明人(関西大学 総合情報学部 特任准教授)
七邊信重(デジタルハリウッド大学大学院 デジタルコンテンツ研究科 准教授)
12:00 休憩
13:00 〈セッション2〉ゲームテクノロジーが拡張するリアリティと人間性
福地健太郎(明治大学 総合数理学部 准教授)
藤井直敬(ハコスコ 代表取締役)
水野勇太(スクウェア・エニックス)
14:10 〈セッション3〉ゲーム研究のためのアーカイブ戦略
細井浩一(立命館大学 映像学部 教授)
森川嘉一郎(明治大学 国際日本学部准教授)
川口洋司(日本オンラインゲーム協会 事務局長)
15:30 〈セッション4〉現代ゲームデザインの潮流が導く未来学
簗瀬洋平(ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン プロダクト・エヴァンジェリスト)
三宅陽一郎(スクウェア・エニックス )
犬飼博士(eスポーツプロデューサー/遊物体アソビウム)
16:40 シンポジウム総括
中沢新一(明治大学 野生の科学研究所 所長)
17:00 終了
主催:
明治大学 野生の科学研究所 ゲーム学講座準備研究会

『マンガ文化の保存拠点計画』シンポジウム開催のお知らせ

2017年11月23日に明治大学駿河台キャンパスにて開催される『マンガ文化の保存拠点計画』シンポジウムの「マンガ・アニメ・ゲームのアーカイブ」セッションにて、福地准教授が登壇し、コンピュータゲームに関するトークをいたします。

本シンポジウムはマンガ文化の展示・保存・アーカイブ構築に関わる内外の専門家を招き、拠点となる施設の実現に向けたさまざまな角度からの検討を、公開の場で行うものです。ぜひおいでください。

日時:
2017年11月23日(木・祝)
13:00開始(12:40開場)
会場:
明治大学 駿河台キャンパス
グローバルフロント1F 多目的室
(東京都千代田区神田駿河台2-1、JR御茶ノ水駅 徒歩3分)
入場料:
無料
プログラム:
13:00 開会挨拶
13:05 基調対談
青木保(国立新美術館館長)
土屋恵一郎(明治大学学長)
13:40 「『マンガ図書館Z』とマンガミュージアム計画」
赤松健(漫画家、「マンガ図書館Z」取締役会長、公益社団法人日本漫画家協会理事)
森川嘉一郎(明治大学国際日本学部准教授)
14:10 「日本のマンガにおける同人界と商業界の複層構造」
筆谷芳行(株式会社少年画報社取締役/「ヤングキングアワーズ」編集長、コミックマーケット準備会共同代表)
里見直紀(コミックマーケット準備会)
15:00 「マンガ・アニメ・ゲームのアーカイブ」
池川佳宏(株式会社寿限無、メディア芸術データベース(開発版)マンガ分野コーディネーター)
山川道子(株式会社プロダクションI.G アーカイブ グループ グループ リーダー)
中川大地(明治大学野生の科学研究所研究員、評論家、編集者)
福地健太郎(明治大学総合数理学部准教授)
16:50 「マンガ・アニメ・ゲームの施設間連携に向けて」
橋本博(NPO法人熊本マンガミュージアムプロジェクト代表)
古市雅子(北京大学副教授/「明治大学漫画図書館閲覧室」館長)
吉村和真(京都精華大学副学長/国際マンガ研究センター教授)
宮本大人(明治大学国際日本学部准教授、北九州市漫画ミュージアム研究アドバイザー)
18:20 終了
司会:
森川嘉一郎

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