舞台『スペクタクル3D能「平家物語」』上演のお知らせ

明治大学総合数理学部福地研究室では、2017年8月19日(土)に観世能楽堂で上演される舞台『スペクタクル3D能「平家物語」』へ技術協力いたします。

2015年に東京芸術劇場プレイハウスで上演された舞台『攻殻機動隊 ARISE :GHOST is ALIVE』、また2016年に宮本亜門演出で好評を博したシンガポール公演『幽玄』に続き、能楽堂での使用は初となる3D映像を株式会社NEGAと共同で開発し、同舞台で使用します。

出演は気鋭の観世流能楽師、坂口貴信。伝統的な能と最先端の映像技術を高度な次元で融合させ、全く新しいエンターテインメントを作り出します。

会場: 観世能楽堂
出演: 坂口貴信
演出: 奥秀太郎
映像技術: 福地健太郎
監修: 土屋恵一郎
プロデューサー: 土屋純一
主催: 観世文庫・明治大学
共催: 明治大学福地研究室
協力: 観世宗家・明治大学・パナソニック
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情報処理学会HCI研究会で三件の発表

2017年6月1・2日に開催される、第173回情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会にて、福地研究室より三件の研究発表をいたします。

  • 「ゲームの進行状況に疑似同期するプレイヤー間コミュニケーションシステムの提案」松沼毅,福地健太郎
  • 「疑似同期型コミュニケーションを応用したゲームサイトにおける投稿コメントの傾向分析とゲーム実況動画との比較調査」松沼毅,福地健太郎

  • 「ロールプレイングゲームにおける戦闘パラメータの提示手法がプレイヤーの満足感に与える影響の研究」和田拓哉,福地健太郎

LIVE MUSIC HACKASONGに学部3年有志が出場

2016年11月~2017年1月26日に行われた、「LIVE MUSIC HACKASONG」において、福地研究室に所属する池田夏子(3年),大場洋哉(3年),田村航也(3年),田澤美智子(3年),徳久弘樹(3年)の5人で構成されるチーム「私とハッカソンどっちが大事なの?」は、「Pepperを使用したライブステージ乱入疑似体験システム」という作品を発表しました。

LIVE MUSIC HACKASONGは、「ライブ体験の拡張」をテーマとした、ライブとテクノロジーを組み合わせることによって生まれる新たな演出技術やライブ体験以外での疑似体験など、新しい形のライブをテーマに技術やアイディアを競うハッカソンです。今までのハッカソンとは違い3ヶ月にわたる製作期間がありました。

「Pepperを使用したライブステージ乱入疑似体験システム」は、ステージ上のPepperに搭載されたThetaとリンクした、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を着用することでステージを疑似体験できるシステムです。さらに、HMDを着用しているユーザーの動きをキネクトによってPepperと同期させ、また体の傾きをWii Fitで所得しPepperを移動させることで、会場から遠く離れた場所からでも、ライブに乱入した気分を味わうことが可能です。

2017年度卒業研究発表会

2017年度の福地研・卒業研究発表会は、福地研2年生のゼミ発表会と合同で、2月13日に開催します。

日時
2017年2月13日(月)12:30〜17:50
場所
明治大学中野キャンパス306・307教室

プログラム

2年生

12:30	荒井貴裕	動的な両義図形の認知についての研究
12:38	武井亮	音楽に合わせた身体表現ツールの開発
12:46	竹村優大	ループ構造とプレイヤーの死角を利用したVRホラーゲームの提案
12:54	福永悠斗	運動主体感を感じさせるVRアプリケーション
13:02	松下茉愛	両眼視野闘争を応用した映像コンテンツ製作
13:10	山田浩暉	VRと現実世界が共存するゲーム環境の提案

4年生

13:30	小森啓子	手書き文字における自己の文字認識
13:45	山上慶子	主体性を加えることによるバスケットボール試合映像への臨場感増加手法の提案
14:00	高橋岳士	両眼視野闘争における誘目性の検証
14:15	坪田亜実	音による腕の伸びの拡張錯覚現象と没入感のある映像鑑賞システムへの応用
14:30	松尾太郎	3Dプリンタを使用した偽造印鑑とセキュアはんこの提案
14:45	松沼毅	ゲームの進行状況に疑似同期するプレイヤー間コミュニケーションシステムの提案
15:00	休憩	
15:10	和田彩香	テクスチャの解像度制御による視線誘導
15:25	和田拓哉	ロールプレイングゲームにおける戦闘パラメータの提示手法がプレイヤーの満足感に与える影響についての研究
15:40	猪塚美帆	頭の傾きの同期による画面上に表示された身体像に対する身体所有感の誘発
15:55	久保実佳	全天球画像を用いた観光案内システムの提案
16:10	齋藤ゆり子	全天周画像を使った体験型脱出ゲームの拡張の提案
16:25	三輪聡哉	自己くすぐり装置の製作

デモ

17:00〜17:50 デモ