8月21日に小学生を対象にした「わくわくサイエンスラボ」が明治大学中野キャンパスにて開催されました。福地研究室では、コマ撮りアニメーションによる「しりとりアニメ」の製作ワークショップを17名の参加者とともに実施しました。
「しりとりアニメ」とは、複数のグループにわかれてアニメーションを作る際に、前後のグループとのつなぎになるコマだけを事前に取り決めしておき、その間は自由にアニメーションを作る、という手法です。最後に全グループのアニメーションを一つにつなげると、ひとつながりのアニメーションを作成することができます。
ワークショップでは10のグループで輪を作ってアニメーションの製作に取り組みました。最初のグループと最後のグループとでアニメーションがつながるように構成したため、アニメーションがループするような仕掛けになっています。
各グループには大学生がアシスタントとしてつき、アニメーション製作の手伝いをしています。今回使用したアニメーション製作ソフトは、このワークショップのために新たに設計した「LooneyStudio」を使っています。
コマ撮りアニメの要となる被写体として様々な玩具や道具を用意しておき、参加者には自由に使ってもらっています。
最後に一つにつなげたアニメーションの上映会。各グループには製作したアニメーションのみどころの紹介もしてもらいました。
それでは完成したアニメーションをご覧ください。
現実ではできない事が出来る。それがコマ撮りアニメの面白さです。自ら作ってみる事で、その楽しさと大変さを体験し、日頃見ているアニメの作成方法を考えるきっかけにもなったのではないでしょうか。
これまでの「わくわくサイエンスラボ」および「夏休み科学教室」の模様については下記をご覧ください。