8月9日に明治大学生田キャンパスにて、明治大学理工学部夏休み科学教室が開催されました。今年も福地研究室では、荒川・宮下研の協力のもと、「センサーとコンピューターで測る,身近な世界」というテーマで、本研究室で開発しているマイクロコンピュータとセンサを組み合わせたデータロガー教材を使った実習を行いました。
実習の前半は、ブレッドボードの上で mbed と様々なセンサーを組み合わせたデータロガーを製作し、後半ではグループに分かれ、緑の多い生田キャンパス内で見付けた様々なものの性質を測定しました。
参加者に測定方法を説明しています。
圧力センサーでコンクリートブロックが与える圧力を測定しています。
距離センサーを使って走っているときの速度を測定しています。
曲げセンサーを使って歩くときと走るときの膝の曲げ具合を測定しています。
「氷水に塩を加えると温度が下がる」現象を温度センサーを使って実際に検証し温度変化と経過時間の関係をグラフにしました。
測定して得たデータを分析し、グラフにまとめ、みんなの前で発表!!
「計測と記録」という、科学のもっとも基本的な行いをあらためて体験してもらうとともに、それがコンピュータによってどのように強化され科学の発展を支援してきたかを感じてもらうことが本教室のねらいです。教室の詳しい実施内容については、2011年度の教室についての報告「センサによる計測を題材とした小学校高学年向け教材の開発とその活用事例」をご参照ください。
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