9月30日(金)に、情報科学科の特別講義の一講義として、NTT コミュニケーション科学基礎研究所の原田康徳さん (@viscuit) のご講演があります。原田さんが長年手がけておられる Vicuit を中心とした Visibility Programming について、その狙いや背後にある新しいプログラミングパラダイムについて、普段の Viscuit ワークショップでは語られることのない遠大な計画とともに語っていただきます。
学外の方も聴講いただけますので、皆様のご参加をお待ちしております。(※希望者多数の場合は USTREAM 中継を検討します)
- 日時: 2011年9月30日 午前10:30〜12:00
- 場所: 明治大学生田キャンパス 第二校舎6号館 6517 教室
概要:
コンピュータ研究の王道はプログラミング言語の発明である.ここには,沢山の可能性が眠っている.本講義は,最近忘れられがちなプログラミング言語の発明について,その魅力を伝えるために行う.
Viscuit は子ども向けプログラミング言語として多少認知されてきたが,実は遠大な研究計画の副産物であることは意外と知られていない.8bit時代のゲーム作りから始まり,オブジェクト指向への感動と疑問.Visibilityという考え方.それを裏付ける数々のプログラミング言語の発明.遠大な計画,Visibility でオフィスソフトを作り直す.そして,その挫折.こういう流れで,Viscuit が発明された.しかし本当の挑戦はまだこれからである.