ヒューマンインタフェース学会論文誌に齊藤寛人による論文が掲載

本研究室の博士後期課程学生 齊藤寛人による下記論文が、ヒューマンインタフェース学会論文誌 Vol.20, No.3「人間拡張(Human Augmentation)」特集号に掲載されました。

本論文では、映像内のオブジェクトを手の動きで操作する際に、映像の運動が自分の手の運動であると感じるようになる過程について運動予測に注目して研究したものです。予測が働きやすい状況とそうでない状況を比較するという実験系を新規に開発して調査しました。その結果、映像内の手の動きが予測しやすいかどうかが重要だと分かりました。この発見はVR技術をはじめとする様々なUIをデザインする上で重要な知見となります。

論文

視覚的運動の予測可能性が自己帰属感の生起過程に及ぼす影響の調査” 齊藤寛人, 福地健太郎: ヒューマンインタフェース学会論文誌, Vol.20, No.3, p.301-310