日本デジタルゲーム学会 2026年夏季研究発表大会にて3件の発表

9月11・12日に東京工科大学 八王子キャンパスにて開催される、日本デジタルゲーム学会 2026年夏季研究発表大会にて福地研より3件の研究発表があります。

アナログスティック入力における認知されにくい操作アシスト手法の評価

発表者: 油井 太一郎, 福地 健太郎

ゲーム初心者の操作をさりげなく支援する、プレイヤーに気づかれにくい操作アシスト手法を提案しました。スティック操作による走行課題を用いた実験では、常にアシストする方法よりも提案手法の方が、走行の正確さを高めながらも、支援を感じにくくできることを確認しました。また、アンケートからは、アシストの存在を後から知ることへの抵抗感がある一方で、初めて遊ぶゲームではアシストを利用したいと考える人が多い傾向も示されました。

2Dジャンプゲームのパラメタ調整を題材としたインタラクティブ教材「JumpLab 2D」における横断的パラメタ調整演習の拡充

発表者: 福地 健太郎, 山崎 佳太

ゲーム開発において重要な3C(キャラクタ・カメラ・コントロール)に関わるパラメタの調整を、Webブラウザ上でインタラクティブに学べる教材「JumpLab 2D」に、新たな演習課題を追加しました。従来版では、複数のパラメタを横断的に調整する課題において、学習者が一部のパラメタのみを試して終えてしまうことがありました。関連する複数のパラメタを段階的に調整することで、それぞれの設定が互いにどのように影響するかに気づきながら学習できるようにしています。また、国際会議でのデモンストレーション発表を通じて得られた観察とフィードバックについても報告しています。

ゲーム開発におけるカメラ設計のインタラクティブ教材「JumpLab3D」への操作キャラクタの外見と挙動の調整機能の追加

発表者: 喜多埜 光貴, 伊藤 正佳, 福地 健太郎

ゲーム開発初学者向けのインタラクティブ教材「JumpLab3D」は、3Dプラットフォームゲームを題材に、パラメタ調整とテストプレイを通じてカメラ設計を学ぶ教材です。本研究ではこれを拡張し、ゲーム開発における重要な3C(キャラクタ、カメラ、コントロール)のうち、これまで十分に扱っていなかったキャラクタとコントロールについても調整できるようにしました。さらにステージに関するパラメタも追加し、3Cの各要素とレベルデザインとの関係を、調整結果を確認しながら学べる教材へと拡張しました。

発表論文

関連項目