2026年9月11・12日に開催された「日本デジタルゲーム学会 2026年夏季研究発表大会」での、油井太一郎らによる口頭発表「アナログスティック入力における認知されにくい操作アシスト手法の評価」が学生大会奨励賞を受賞しました。
これまでに我々は、ゲームコントローラーのアナログスティック入力を対象に、操作をアシストしつつその存在に気付かれにくくするため、スティック入力が変化している間のみ補正を加える手法を提案してきました。今回はこれを、曲線路のように大きくスティックを動かす必要がある場面にも適用し、成績の改善効果とアシストの体感されやすさを評価しました。
その結果、提案手法はアシストを適用しない場合よりも走行精度を改善する一方で、常にアシストする手法よりもアシストが体感されにくいことが分かりました。
また、質問紙によるアシスト手法の評価と口頭インタビューの結果から、アシストに対するプレイヤーの態度には個人差があることが分かりました。この個人差を踏まえると、提供したいゲーム体験に応じてアシストを設計することが望ましい可能性が示されました。

学生大会奨励賞は、学生による発表の中から特に優れていると認められた発表に対し授与される賞です。今大会では本件1件のみ表彰されました。また、本研究はEC2025に続き、2度目の受賞となりました。
発表論文
- 研究報告: “アナログスティック入力における認知されにくい操作アシスト手法の評価” 油井 太一郎, 福地 健太郎, 日本デジタルゲーム学会夏季研究発表大会予稿集. (2026) — 🏆学生大会奨励賞
