本研究室修士2年の杉田修建による対話エージェントに関する研究論文が、情報処理学会論文誌に採録されました。
本研究では対話エージェントが相手の話を聞いている間の、表情変化による非言語的情報の表出がエージェントの知性的印象に与える影響を調査しました。発話交替時に視線を逸らす行動を実装したエージェントを用いて対話実験を実施した結果、同行動によってエージェントが聞き上手であり、会話を理解して発言しているという評価が有意に増加することが示されました。
本研究は株式会社 Live2D の教育機関向け支援プログラムによる支援を受けています。
- “視線を逸らすエージェントは聞き上手: 視線逸らし行動が聞き手印象に与える影響の調査” 杉田 修建, 福地 健太郎: 情報処理学会論文誌, Vol. 64, No. 11