トランポリン運動を初めて体験するような人に対して、より積極的にトランポリン運動を楽しむことができるような動機づけを、自分撮り写真を通じて行うシステムです。人が持つ表現欲求に働きかけ、創意工夫を引き出すことが積極的な参与を促すことを実証することを目指しています。
こうした仕組みは、リハビリテーションや健康維持のための運動療法のほか、様々なイベント・アトラクションへ応用することが可能です。
仕組み
トランポリンを使って、ジャンプ中の写真を自動撮影するシステムです。トランポリンに設置されたセンサによりジャンプのタイミングを計測し、空中でのポーズの瞬間を推定し、写真を撮影します。撮影された写真は大型ディスプレイに表示され、みんなのジャンプ写真を見比べることができます。
作例
論文
- “自己表現欲求の動機づけへの応用: トランポリン運動を題材とした自分撮りシステムの事例” 助台良之, 大野悠人, 福地健太郎: インタラクション2014
- “自己表現欲求の動機づけへの応用:トランポリン運動を題材とした自分撮りシステムの事例” 助台良之, 大野悠人, 福地健太郎: 情報処理学会研究報告 Vol.2014-EC-31
- “競創による動機づけ:自分撮りによるトランポリン運動の促進システムの事例” 福地健太郎, 助台良之, 大野悠人: WISS2014論文集
- “自分撮りによる競創を取り入れたトランポリン運動の促進システム” 福地健太郎, 助台良之, 大野悠人, 三輪聡哉, 大場洋哉: 情報処理学会論文誌 Vol. 58 No. 5 (2017)
本研究は JSPS 科研費 26730106 および株式会社ネイキッドの研究助成を受けたものです。