傾きを用いた立体ディスプレイ向け入力インタフェース

3DCGを裸眼で立体視可能なディスプレイ向けのインタラクション手法として、ディスプレイ自体を操作して中身に働きかけ、間接的なインタラクションを可能とするインタフェースを提案しました。具体的には立体映像ディスプレイと加速度センサとを組み合わせ、ディスプレイを傾けたり揺さぶることで入力とします。

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応用例として、ディスプレイを容器に見立て、その中に液体が満たされているかのように見せるために、ディスプレイに対する操作を反映した流体シミュレーションの結果をリアルタイムに投影するシステムを作成しました。その結果、あたかも液体の入った容器を操作しているかのような感覚を提供することができました。

受賞

  • インタラクション2021 インタラクティブ発表賞(PC推薦)

発表文献

  1. デモ: “境界面を持つホログラフィックディスプレイにおける傾きを入力としたインタフェース” 深谷 陸, 福地 健太郎, インタラクション2021論文集. LINK (2021) — 🏆インタラクティブ発表賞(PC推薦)

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