情報処理学会論文誌に杉田修建による論文が掲載

本研究室修士2年の杉田修建による対話エージェントに関する研究論文が、情報処理学会論文誌に採録されました。

本研究では対話エージェントが相手の話を聞いている間の、表情変化による非言語的情報の表出がエージェントの知性的印象に与える影響を調査しました。発話交替時に視線を逸らす行動を実装したエージェントを用いて対話実験を実施した結果、同行動によってエージェントが聞き上手であり、会話を理解して発言しているという評価が有意に増加することが示されました。

本研究は株式会社 Live2D の教育機関向け支援プログラムによる支援を受けています。

エンタテインメントコンピューティング2021で1件の発表

2021年8月30日〜9月1日にオンラインで開催された、情報処理学会エンタテインメントコンピューティング研究会主催「エンタテインメントコンピューティング2021」にて、下記1件の発表が福地研からありました。また同発表がベストデモンストレーション賞を受賞しました。

インタラクション2021で深谷陸がインタラクティブ発表賞(PC推薦)を受賞

2021年3月10~12日にオンラインで開催された「インタラクション2021」にて、本研究室の学部3年・深谷陸がデモ発表した「境界面を持つホログラフィックディスプレイにおける傾きを入力としたインタフェース」がインタラクティブ発表賞(PC推薦)を受賞しました。

この研究は、リアルタイム流体シミュレーション技術を応用し、立体ディスプレイを揺らすとその中で仮想の液体が揺れ動く様を立体的に表示するもので、立体映像とのインタラクションにおける新しい手法を提案するものです。